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===2025/06/12　兵庫県議会6月定例会閉会　知事減給条例案は継続審議　情報漏洩県議二名に問責決議===

斎藤知事給与減給案は不成立　「幕引きを図るのは許されない」　兵庫県議会が継続審議
([https://news.yahoo.co.jp/articles/4151781d809d4d01d96602b018fa1f05eb1f3fc2　Yahooニュース　産経新聞])

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発者の私的情報漏洩（ろうえい）問題で、斎藤氏が県議会定例会に提出した給与減額条例改正案は、採決せずに継続審議とすることが12日の本会議で決まり、不成立となった。

県の第三者委員会は5月に公表した報告書で、元総務部長の井ノ本知明氏による県議3人への漏洩を認定。「知事や元副知事の指示で、情報漏洩を行った可能性が高いと判断せざるを得ない」と結論付けた。

斎藤氏は管理責任を取るとして、今月6日に、自身の給与を減額50％、3カ月とする改正案を6日に提出。1期目就任後から給与を30％カットしており、副知事とともに削減額を上乗せする内容だった。

各会派は、対応を協議し、10日の総務常任委員会で「管理責任だけを問う議案に結論を出すのは時期尚早だ」「幕引きを図るのは許されない」との意見が相次いでいた。


増山、岸口両氏の問責決議案、賛成多数で可決　兵庫県議会で初　岸口氏について維新反対
([https://news.yahoo.co.jp/articles/53a9cc58cb41bccbb6f041c20482ba1c4f94d6db　Yahooニュース　産経新聞])

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を調べる県議会調査特別委員会（百条委員会）の音声データを外部に漏洩（ろうえい）した百条委元委員の増山誠県議と、告発者らに関する真偽の不明な情報の提供に関与した元副委員長の岸口実県議に対する問責決議案が兵庫県議会で12日、可決された。決議に法的拘束力はない。同県議会が問責決議を行うのは初めて。

増山氏に対しては自由民主党、維新の会、公明党、立憲民主党議員らでつくる「ひょうご県民連合」の主要4会派が共同で提案。岸口氏に対しては、自民、公明、ひょうご県民連合の3会派が提案した。両氏の行為が議員の政治倫理について定めた県議会基本条例13条に違反しているなどとし、いずれも賛成多数で可決された。

岸口氏の問責を巡って維新は反対の立場を取った。討論で維新会派幹事長の佐藤良憲県議は「事実解明が足りておらず情報提供の関与について明確でない」と述べた。

増山氏は記者団の取材に「粛々と受け入れるということに尽きる」とし、岸口氏も「粛々と受け入れる」と述べた。

増山氏は、昨年10月に非公開で開かれた百条委の音声データを政治団体「NHK党」（旧NHKから国民を守る党）党首の立花孝志氏に提供。県議会の会議規則違反などが指摘された。

岸口氏は、告発者に関する真偽不明の情報や、百条委元委員の竹内英明氏＝1月に死亡＝が斎藤氏を陥れた「黒幕」などとする文書について立花氏への提供に関与。当時、百条委副委員長でありながら委員会の運営にも影響を及ぼした、とされた。

日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は2月、岸口氏を最も重い除名、増山氏を離党勧告とする処分を発表。処分を受けて2人は離党し、地域政党「躍動の会」を立ち上げた。