本件の問題点

本件の問題点

• 公職選挙法違反の疑い（買収など）
• 公益通報者保護法違反の疑い（特定の禁止、不利益取扱の禁止）

要約と分析：立花孝志氏の影響力

立花孝志氏（57歳、無所属）は元NHK職員として、NHKの不正経理を内部告発し解雇された経歴を持つ人物です。 政見放送では、自身の経験と意見を通じて、メディアや行政の問題点を指摘しました。主な主張は以下の通りです：

   NHKの内部告発者としての正義感
   NHKでの不正を告発したことで解雇された経験を強調し、不正を許さない姿勢をアピールしました。
   

• テレビとメディアへの批判

   メディアが事実を歪め、名誉棄損に当たる内容を「内部告発」として扱うことを非難。
   テレビが国民を「洗脳する装置」であり、核兵器以上の影響力を持つと述べています。

• パワハラ問題を巡る見解

   兵庫県明石市の元市長泉房穂氏のパワハラ発言の模倣を交えつつ、問題解決のために一時的な厳しい手法も必要とする見解を示しました。

• 選挙への意気込み

   過去のパワハラ問題や虚偽の報道に基づく魔女裁判のような状況を批判し、
   自分が真実を伝える役割を果たすために立候補したと説明しました。

影響力の分析 立花氏の影響力は以下のような特徴があります：

   * 内部告発者としての信頼性
     NHK職員時代の内部告発経験が、権力構造や不正を暴く人物としてのイメージを支えています。

   * 強いメディア批判による共感の獲得
     テレビやマスメディアに対する厳しい批判は、一部の視聴者や有権者からの共感を呼び、既存メディアに不信感を抱く層を惹きつけています。

   * 物議を醸す発言での注目度向上
     放送中の物真似や辛辣な表現は賛否両論を引き起こし、メディアやSNSで話題になることで広範な認知を得ています。

   * ネットを活用した情報発信
     ネットを正義の場と位置付け、独自の主張を直接発信するスタイルが若年層やネットリテラシーの高い層に響いています。

• 結論

立花氏は、既存の権威やメディアに対する反発を通じて、多くの人々に「既存の政治や報道に疑問を投げかける」という影響を与えています。その一方で、過激な表現が反感を買うリスクもあります。彼の影響力は、特にメディアへの不信感が高まる現代社会において、一定の層に強い共感を呼ぶ点にあると言えるでしょう。

12月2日の国の見解

辻元「SNSのデマ情報は公選法違反になるか」 村上総務大臣「インターネット上の発信なども対象になる」

辻元「特定候補の応援動画を有償で募るのは公選法違反になるか」 村上総務大臣「候補者が業者に依頼し主体的に行わせ報酬を与えるのは公選法の買収にあたるおそれあり。一方で業者が単に候補者の指示のもとにその具体的な指示内容に従って一連の機械的な作業を行ったものと認める場合については当該業者への報酬の支払いは買収罪に該当しないものと考えられます」

辻元「二馬力選挙は合法か」 村上総務大臣「公選法の数量制限に該当するおそれあり。ただし個別具体的に判断が必要」